【大注目】日本のサウナの発祥とされる奈良の『からふろ』とは?!

サウナブームの到来により、サウナに関する色んなグッズや情報が発信されています。

そのため、サウナについて歴史や文化をもっと知りたいという人が増えてきています。

そんな人達のために、今回はあまり知られていない、日本のサウナの発祥の場所について紹介していこうと思います。

もちろん、サウナ文化の発祥は、フィンランドであるということは多くの人が知っていると思います。

では、日本のサウナの発祥は一体どこなのか知っていますか??

きっと多くの人が知らないのではないでしょうか。

それが実は、奈良なんです!!

奈良には多くの歴史的建造物がありますが、その中の1つに日本のサウナの発祥と言われるものがあります。

今回は、そんな日本のサウナの発祥の地である奈良とサウナの繋がりについて詳しくご紹介していきます。

日本のサウナの発祥は『法華寺』

https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/01shaji/02tera/01north_area/hokkeji/

『法華寺』は、奈良県奈良市法華寺町にある光明宗の寺です。

聖武天皇の皇后である光明皇后によって、総国分尼寺として建立されました。

ちょこっと法華寺についてご紹介

ここで、少しだけ法華寺について紹介していきます。

奈良時代に、聖武天皇が創建した総国分寺である東大寺に対して、光明皇后が父である藤原不比等の邸宅跡に総国分尼寺として法華寺を建立しました。

正式名は「法華滅罪之寺」といいます。

そんな法華寺は、古くから美しい花が咲くことで有名です。

https://hokkejimonzeki.or.jp/about/garden/

境内にある庭園「華楽園」には、四季折々の花が植えられており観光客を楽しませてくれます。

春には桜、夏には蓮、秋には紅葉、冬には梅など、季節ごとに異なる花の美しさを楽しむことができます。

https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/023flower_spot/hokkeji/0000000004/

また、華楽園に咲く蓮は、「法華寺蓮」と呼ばれています。

純白の花びらがうっすらと紅色に縁どられているのが特徴です。

ご本尊・十一面観音が表しているという、光明皇后が蓮池を渡られた姿を彷彿とさせる美しさだといわれています。

法華寺に行かれた際には、花の美しさにも注目してみて欲しいです。

 

そして、この法華寺にあるのが…

https://hokkejimonzeki.or.jp/news/510/

今回のメインテーマとなる、サウナと繋がりがあるとされる『浴室です。

『浴室』と書いて『からふろ』と呼びます。

この『からふろ』が、日本のサウナの発祥と言われています。

『浴室』という文字で書かれていますが、一般的な浴槽があるようなお風呂のことを指している訳ではありません。

奈良時代には、現代のようなお風呂はまだ存在してません。

この『からふろ』は、光明皇后が奈良時代に作ったとされるお風呂で、当時の病に苦しんでいた人々を救ったと言われています。

現在の『からふろ』は、江戸時代の明和年(1766年)に再建されたものです。

また、最近では平成15年に修復作業を行い、現在の形となっています。

では、『からふろ』とは一体何なのでしょうか?

 

『からふろ』とは?!

https://www.nikkei.com/article/DGXLASHC14H4P_U6A110C1AA2P00/

『からふろ』は、釜で薬草などを入れたお湯を沸かして、蒸気を発生させます。

そのため、現代でいうスチームサウナに似ています。

内部の構造としては、部屋は一畳ほどの空間が広がっており、床はすのこ状になっています。

床下に釜があり、薬草を煮出したお湯からでる蒸気が部屋に充満するため、サウナのように体を温めることができます。

『からふろ』の建物の中には、このような部屋が2つあり、5-6人程入ることができます。

昭和初期までは、夏と冬に使用されていました。

この『からふろ』は当時、僧侶や高貴な方向けではなく、庶民のために作られた施設なんです。

それは、『からふろ』を作った光明皇后社会福祉事業に力を入れていたことが関係しています。

法華寺に行ったなら、日本のサウナの発祥となった『からふろ』を是非見てみたいですよね。

しかし、残念ながら現在一般の方は『からふろ』に入ることはできません。

外から建物を見ることは可能ですが、建物の中に入ることは禁止されています。

『からふろ』は普段一般公開されていませんが、光明皇后の誕生月である6月に1日のみ招待客のみになりますが『からふろ』に入ることができます。

そして、実際に『からふろ』を体験することが出来るんです。

これはとても貴重な体験なので、チャンスがあれば是非参加してみたいものです。

ただ、こちらも現在新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっており、まだ再開されていないので、再開されるのを期待しましょう。

 

光明皇后の伝説とは!?

 

病気に苦しむ人々のために作られた『からふろ』には、光明皇后に関する伝説があるといいます。

当時、光明皇后が『からふろ』で1000人の病気の人々の体を洗い流すということをしていました。

そして、最後の1人となった時そこに来たのは、酷く膿ただれた病人でした。

光明皇后はそんな病人の背中もみんなと同じように洗い流します。

すると、その人が阿閦如来となって立ち去ったという伝説があるんです。

阿閦如来とは、物怖じせず信念を貫く心を授けてくれる仏様とされており、病気の治癒にもご利益があると言われています。

また、そんな光明皇后病気の人々に薬を処方する「施薬院」貧しい人々や孤児を助けるための「悲田院」といったものも作られました。

地域の人々のために尽力された人だったからこそ、このような伝説が言い伝えられているのだと思います。

 

『からふろ』を彷彿とさせる極上サウナ

1「今昔荘 奈良 ならまち 蒸風呂邸」

奈良県には、そんな奈良の歴史と『からふろ』をイメージして作られたサウナがあります。

それが、「今昔荘 奈良 ならまち 蒸風呂邸」です。

https://www.booking.com/hotel/jp/jin-xi-zhuang-nai-liang-naramati-zheng-feng-lu-di.ja.html

こちらの施設は、奈良県奈良市福智院町にある一棟貸しのお宿となっています。

こちらにあるサウナは、法華寺の『からふろ』に似ており、奈良の歴史と文化を感じながらサウナを楽しむことができます。

https://konjakuso.jp/room11.php

サウナ室は『からふろ』のように小さな小屋のような構造で、背の低い引き戸を開けると中に入ることができます。

サウナ室内は、木の温もりを感じるとともにヒノキの良い香りをとても感じます。

そして、床には畳が敷いてあるため、『からふろ』を現代風にアレンジしたような作りになっています。

実際にサウナに入りながら、当時の人々はこんな気持ちだったのかなと、思いを馳せることができる貴重な体験になると思います。

また、サウナ後の外気浴スペースもこだわりが詰まっています。

なんと、外気浴スペースからは、こだわりの日本庭園を眺めることができるんです。

https://www.booking.com/hotel/jp/jin-xi-zhuang-nai-liang-naramati-zheng-feng-lu-di.ja.html

インフィニティチェアでゆったりとした時間を過ごしながら、最高の雰囲気で外気浴を楽しめます。

また、このお宿は定員が16人となっているため、家族みんなで、または友達を集めて全員で宿泊することも可能です。

奈良に遊びに行くなら、観光で歴史を学び『からふろ』をイメージしたサウナで奈良を存分に感じてみるのも良いのではないでしょうか。

「今昔荘 奈良 ならまち 蒸風呂邸」

【アクセス】近鉄奈良駅/JR奈良駅 徒歩約20分

【所在地】〒630-8381 奈良県奈良市福智院町17

【客室】二階建て、最大16名利用可能、4寝室・8ベット完備

【HP】http://konjakuso.jp/

 

2ウェルビー今池店・福岡店

そして、『からふろ』をイメージして作られたサウナがなんと、愛知県福岡県にもあるんです。

それが、サウナ好きなら知らない人はいないウェルビーさんの施設です。

ウェルビー今池店の『からふろ』からご紹介していきます。

https://an666.hatenablog.com/entry/2021/04/30/151125

ウェルビー今池店には、黒と白の2種類の『からふろ』があります。

どちらもお一人様用のサウナになっており、『からふろ』を独り占めできます。

セルフロウリュが可能なので、自分で蒸気を発生させて温度を調節しながら『からふろ』体験ができます。

薄暗いサウナ室内でじっと1人で自分と向き合ったり、瞑想したりしながらサウナを楽しめます。

ちなみに、白の『からふろ』はなんとほうじ茶でセルフロウリュが可能となっています。

そのため、白の方が好きだと言う人も多く、人気が高いサウナとなっています。

https://www.wellbe.co.jp/sauna/karafuro/

そして、利用する時は「蒸中」の札を立てて、使用後は「空」の札を立てるルールとなっています。

ウェルビー福岡店には『からふろ』は1種類のみですが、今池店と同じように1人で貸切で利用することが出来ます。

茶室のようなサウナ室内に畳のマットが敷かれており、セルフロウリュで部屋の温度を一気に上げることができます。

サウナに力を入れているウェルビーさんだからこそ実現出来る『からふろ』だと思います。

「ウェルビー今池店」

【アクセス】地下鉄今池駅8番出口から徒歩3分

【所在地】〒464-0850 愛知県名古屋市千種区今池5丁目25-5

【HP】https://www.wellbe.co.jp/imaike/

「ウェルビー福岡店」

【アクセス】バス停『キャナルシティ博多前』『中州・南新地』から徒歩3分 福岡市地下鉄七隈線『櫛田神社前駅』2番出口すぐ

【所在地】〒812-0038 福岡市博多区祇園町8-12 ロータリー大和ビル2F

【HP】https://www.wellbe.co.jp/fukuoka/

サウナ×奈良で家づくりをするならココ!

奈良は先程説明したように、日本のサウナの発祥と言われ、サウナと深い繋がりがあります。

病気を治すために使われた『からふろ』を、これからの時代はサウナとして病気の予防のために活用していくことができます。

当社は創業38年、奈良県地域密着で「住むだけでしあわせになる家」を提供しております。

サウナ×家づくりに力を入れており、家族みんながしあわせになれる家をモットーとしております。

そんなサウナと繋がりの強い奈良県の会社だからこそ実現出来る、最高のホームサウナを作ってみませんか?

日本中央住販のホームサウナの魅力!

1.24時間365日いつでもサウナに入れる

2.セルフロウリュができる

3.『ととのい』の動線が完璧

ご覧のように、スマートなサイズのホームサウナが家の中に作れちゃうんです!

1人~2人用のコンパクトなものから、家族みんなで入れるものまで種類も豊富です。

 

銭湯などとは違い、他人を気にする必要もなく、好きな時間に好きな様に入ることができます。

これは、ホームサウナがある家だけの特権です!

もちろん、必要なサウナグッズも付いているので、セルフロウリュもできちゃいます。

そして、サウナで最も大事なのは外気浴です。

ホームサウナでは、外気浴スペースを確保するのが難しいという問題がありました。

しかし、日本中央住販のホームサウナなら、周囲から見られることなく、ゆっくりと外気浴を楽しめるスペースを完備しています。

これが家づくり×サウナに特化している日本中央住販の強みでもあります。

コロナ禍を経て、自分だけのサウナがあればなと考えたことがある人もいるはず!

そんなホームサウナに興味がある方は、是非1度見学会に来てみませんか??

実際に見ていただければ、よりホームサウナへの魅力が倍増すること間違いなしです!

気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください!

▶︎家庭用サウナの種類やメリットを解説!気になる最新物件も!

▶︎【優先ご招待】最新のサウナ付き分譲住宅をご紹介!

まとめ

いかがだったでしょうか。

日本のサウナの発祥とされる『からふろ』について詳しく解説してきました。

『からふろ』が昔、病気の人々のために使用されていたこと、サウナが健康に良いとされていることに共通点を感じますよね。

奈良県は『からふろ』のみならず、多くの歴史的文化財がある素敵なところです。

『からふろ』を体験してみたいという方は、是非今回紹介した施設にも足を運んで見てください!

また、ホームサウナが気になっている方も要チェックです!見学会も行っているので是非行ってみてください!

皆さんのサウナ人生が少しでも「しあわせ」になりますように!

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