【サウナに行く前に知っておくべき】男女別のサウナの違いとは?気になる疑問にも答えます!

昔は、サウナは男の人が入るものだと思われていましたが、現在は男女問わず多くの人々に愛されています。
女の人でも『サウナー』として色々なサウナを巡ったり、情報発信をしたりしている人が多くいらっしゃいます。

しかし、男性と女性では、サウナのコンセプトや体感の仕方に違いがあることをご存知でしょうか?

今回は、そんな男女別のサウナの特徴を詳しく解説していきます!

『女性用サウナはどんな感じなのかな?』
『男性用サウナって何が違うのかな?』
このような普段皆さんが抱いている疑問にも、お答えしていきます!

是非、最後までチェックしてみてくださいね!

男性向けサウナの特徴

まず、男性向けサウナの特徴をご説明します!

【温度・湿度】

サウナ温度

男性向けのサウナは高温・高湿度のサウナが多く、しっかりと汗をかけるような環境のサウナが多いです。
フィンランド式サウナの「ロウリュ」など、熱した石に水をかけて蒸気を発生させるタイプも人気です。
施設によってはサウナ室内の温度が100度を超えるものもあるなど、女性に比べて高温のサウナが主流です。

 

【サウナ室内】

サウナ室内

男性向けサウナは女性向けサウナよりも広めの設計が多く、数名〜数十名が同時に入れる大きなサウナ室が一般的です。
サウナベンチの形はL字U字で、沢山の人が座れる構造になっていることが多いです。
また、広めの構造となっているため、サウナベンチの段数も多くなっていることがあります。

 

【水風呂・外気浴スペース】

サウナとセットで楽しみたいのが、水風呂や外気浴スペースですよね。
男性向けサウナには、大きな水風呂やリラックスできる外気浴スペースが完備されています。

また、水風呂の温度が女性よりも低いことも多いです。

外気浴スペースに関して女性向けサウナとの違いは、男性向けサウナの方がととのいチェアの数が多い施設があるということです。
施設ごとに異なりますが、同一施設で男女でイスの数に違いがあった施設も多くありました。

【社交の場としての役割】

男性向けサウナは、リラクゼーションの場だけでなく、社交やコミュニケーションの場としての役割も果たします。
サウナを友人や同僚同士で利用することも多く、サウナ室では基本的に黙って静かに楽しむことが一般的ですが、施設によっては会話を楽しむためのスペースが確保されていることもあります。

また、会議室ではなくサウナ室で仕事の打ち合わせをするといった、サウナの本場フィンランドのようなサウナの使い方をするための専用のサウナを用意している施設もあるんです。

おすすめの施設を1つご紹介します!

ここで、社交の場として利用するのにオススメな施設をご紹介!

大阪にある『サウナDESSE』内のサウナの1つ、『結びサウナ』です。

完全貸切のサウナで、前室は飲食も可能なスペースとなっており、会議なども行うことができます。
完全に周りから見えない構造になっているので、打ち合わせや会議などを行うのがオススメ!
サウナを一緒に体験することで、意気投合して案件も決まりやすくなるかも!?

サウナDESSEのサウナについて知りたい方はこちらをチェック!
▶︎【関西サウナ特集】今行きたい!厳選3つのサウナをご紹介!

 

【男性専用のサウナ服】

https://www.imn.jp/post/108057205193

男性向けのサウナでは、サウナ内で汗をかきやすい素材の服装を指定する施設もあります。
特に、サウナに特化したカプセルホテルやサウナ施設では、男性はサウナ用のズボンを履くことがルールになっている所も増えてきている印象です。

 

【一度は思ったことがある?男性専用サウナが多いのはなぜ?】

男女別サウナの謎

女性の方で『ここのサウナ行ってみたい!』と思って調べてみたら、男性専用サウナだったという経験はありませんか?
最近でも都心の方では、男性専用サウナが続々とオープンしています。

『女性もOKにすれば2倍の集客が見込めるのになぜだろう?』と思ったことはありませんか?

男性専用サウナが多い理由は大きく2つの理由があると考えます。

 

・カプセルホテルとセットになっていることが多い

男性専用サウナは、カプセルホテルや仮眠室がついている施設にあることが多いです。
その理由は、元々カプセルホテルが出張やホテルに泊まれなくなった人向けに作られたものであり、その対象となるのが男性の方が圧倒的に多かったからです。

最近では、女性専用のカプセルホテルなども増えていますが、女性専用のサウナが設置されているカプセルホテルはほとんどありません。

そのため、男性の方が需要が高いことから、男性専用サウナが、都市部では特に多くなってきていると考えられます。

 

・アメニティの準備が最小限で良い

男性向けサウナの多くは、化粧水や乳液といったアメニティ類がないパターンが多いです。
女性向けサウナには、これらのアメニティが備わっていたりするだけでなく、質の良いドライヤーが置いてあったりします。
これは、女性向けの設備が整っていることを売りにすることで、更なる集客を行うためであると考えます。

男性向けサウナはその分、アメニティ類がシャンプーなどの最小限で良いため、必要経費も抑えることが可能です。
このような理由から、男性専用サウナが多くなっていると考えられます!

しかし!施設によっては、女性の方でも男性専用サウナに入ることができるんです!

それがレディースdayです。

最近では、普段は男性専用サウナの施設が、月に1.2回レディースdayを設けて、女性の方も同じ施設を利用することができるようにしています。

レディースdayでも、通常と同じサウナ室の温度設定にしている施設なら、女性向けサウナでは味わえない高温のサウナを体験できるかもしれません!

是非気になる方は、レディースdayを採用している施設を探してみてください!

 

女性向けサウナの特徴

次に、女性向けサウナの特徴をご説明します!

【温度・湿度】

サウナ温度

女性向けサウナは、男性向けに比べてやや低温設定にされていることが多いです。
これは、肌や髪に優しく、長時間リラックスしやすい環境を提供するためです。
また、女性の方は高温のサウナをあまり好まないという意見が多いことも関係しています。

そのため、男性向けサウナは高温サウナで、女性向けサウナは温度を抑えた「ミストサウナ」や「低温サウナ」になっている施設もあります。
男性向けサウナには「ミストサウナ」は無いことが多いので、女性向けサウナに特徴的な設備であるといえます。

【美容を意識したサービス】

女性向けのサウナでは、美容デトックス効果が強調されていることが多いです。
そのため、女性向けサウナには男性向けサウナではあまり見かけない「塩サウナ」がある施設も多いです。

「塩サウナ」は名前の通り、体に塩を塗った状態でサウナを楽しみます。
塩が汗と混ざることで毛穴のつまりや汚れを取れる、という美容効果が高いサウナといわれています。

また、アロマオイルやハーブを使った「アロマサウナ」も取り入れられ、リラックスしながら美容にアプローチできるサウナがあるのが女性向けサウナの特徴です。

 

【リラクゼーションスペースの充実】

サウナ後のリラックスを重視したスペースが設けられていることが多く、女性向けにはリクライニングチェアや、アロマが漂う休憩室が完備されていることがあります。

ここで本を読んだり、飲み物を飲んでリラックスすることができます。

おすすめの施設を1つご紹介します!

上記のような女性向けのリラクゼーションスペースが充実している施設でオススメなのが、佐賀県武雄市にある「らかんの湯」です。
サウナ好きなら、1度は行ってみたい温泉の1つではないでしょうか?

らかんの湯の女性用サウナにはドライサウナミストサウナがあります。
こちらのドライサウナでは、アロマ水を凍らせた「キューゲル」と呼ばれるボールをサウナストーンの上にのせて、アロマの香りとサウナを楽しむことができます。

そして、大注目なのが女湯の露天風呂の奥にある『喫茶室』です。

こちらでは、デトックスウォーターや、自家製プリンドライフルーツといった軽食を楽しむことができるんです!
サウナの後に、ととのいながら美味しいスイーツが楽しめるなんて、最高ですよね!

気になる方は是非こちらの施設も是非チェックしてみてください。

 

【美容アイテムやアメニティの充実】

女性向けサウナでは、美容アイテムスキンケア商品が豊富に用意されていることが多いです。
特にサウナ後の肌ケアを意識した化粧水や保湿クリーム、ヘアケア用品などが充実しており、美容に気を使う利用者に嬉しい設備が揃っています。

最新の美容機器を取り揃えている施設もあり、サウナ以外の魅力に惹かれて利用する方もいるはず!

 

男女別のサウナの感じ方

上記で紹介した中で、男女別のサウナで異なるポイントとして気になるのが…

サウナ室内の温度設定の違いです。

全ての施設に当てはまるわけではありませんが、サウナ室内の温度が男性の方が高く、女性の方がやや低めに設定されていることが多いです。
確かに、男性の方がより高温のサウナを好み女性はサウナは暑いから苦手という意見が多いのは事実です。

しかし、実は女性の方が暑さに強いと言われているんです!

まず、男女の身体の構造の違いに注目します。

女性の身体は男性と比較して筋肉量が少なく、皮下脂肪が多いといわれています。そのため、身体の熱を作り出しにくいとされています。

また、「浴室・サウナの男女差」の記事では、以下のように説明されています。

女性は男性より少ない汗で体温調節ができるとされていて、また皮下脂肪が厚い傾向にあるため、男性に比べて熱が身体に入ってきにくいというのです*2。そして、皮下脂肪が厚いということは、寒さにも強いと言えます。皮下脂肪が厚いことに加えて、女性は寒気に対する感覚も鈍感であるという指摘もあります*3。つまり、身体の構造上、女性の方が暑さ・寒さ(熱さ・冷たさ)には強いと言えるわけです。そう考えると、本来女性は熱いサウナ室・冷たい水風呂にも強い人が多い可能性が高いと言えます。
引用:「浴室・サウナの男女差」

こちらの記事では、他にも「女性は男性に比べて基礎代謝が低いという特徴があり、汗をかきにくいが男性と比べて少ない汗の量で体温調節が可能である」ということが紹介されています。

このことから、意外に男性より女性の方が暑さに強いということが分かりますよね!
女性の方がサウナの暑さに苦手意識が強いですが、意外と女性の方が高温サウナに適していると言っても過言ではないかもしれません。

とはいっても、人によって暑さの強さには個人差もあるので、男性も女性も無理はせず、自分が気持ちよいと感じる温度のサウナを楽しむようにしましょう!

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
男女それぞれのサウナの特徴について、紹介してきました。
普段は入ることのできない場所だからこそ、気になっていたという方もいるのではないでしょうか。

温泉などがついている旅館などでは、夕方と朝で浴場が入れ替わったりすることもあり、男女それぞれでコンセプトが異なるからこそ味わえる楽しみもあります。

男女それぞれのサウナに良さがあるので、レディースdayのように体験できる機会があれば参加してみるのも楽しいと思います!

皆さんのサウナ人生が少しでも「しあわせ」になりますように!

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