【サウナ初心者必見!】サウナの種類によって何が違うの?疑問を徹底解説!

「サウナ」と一口にいっても、サウナにはたくさんの種類があります。
どれも同じでしょ?なんて思う人もいるかもしれません。
しかし、どれも全然違っていて、それぞれに良さがあります。
これを見れば、色々なサウナを試してみたくなるはずです!

サウナってどんな人が好きなの?

いきなりですが、「サウナ」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
少し前まで、サウナと聞くと銭湯にあるけど入ったことない、という意見が多く聞かれました。
サウナは熱い、しんどいなどのマイナスなイメージを持っている人も少なくないでしょう。

しかし、サウナは健康に良い影響を与えることが医学的に証明されており、正しく利用することで健康増進に役立てる事ができます。

だからこそ、もっと多くの人にサウナを楽しんで欲しい!
サウナの種類によっては、今までサウナを苦手と思っていた人も楽しめるようになるはずです。
自分にぴったりのサウナを見つけてみましょう!

 

サウナの種類って多いの?

サウナの種類ってどのぐらいあると思いますか?
実はこんなにも種類があるんです。

  • 乾式サウナ(ドライサウナ)
  • 遠赤外線サウナ
  • ミストサウナ
  • スチームサウナ
  • 塩サウナ
  • フィンランド式サウナ
  • テントサウナ
  • アイスサウナ
  • スモークサウナ

サウナと名前が付くものは、このほかにも多くの種類があります。
それでは、代表的なサウナの種類について詳しく解説していきます!

 

圧倒的王道は「乾式サウナ」

先ほど紹介したサウナの種類のなかで、最も多いのが「乾式サウナ」です。
銭湯や温泉にあるサウナのほとんどは「乾式サウナ」で、ドライサウナとも呼ばれます。
「乾式サウナ」は湿度が低く温度が高温になるのが特徴です。
実は、「乾式サウナ」は正確にはドライサウナ遠赤外線サウナに分けられます。

ドライサウナと遠赤外線サウナの違いは?

ドライサウナは、電気やガスを使ってサウナストーブを温めることで、高温を維持しています。
80-100℃の高温湿度が低いため、サウナに入って息苦しいと感じる人もいるかもしれません。
ただ、カラっとした空気の環境で汗をしっかりかくのが好きな方は、ドライサウナがおすすめです。

一方、遠赤外線サウナは遠赤外線ランプからでる波長により体を温めます。
遠赤外線は人の体に吸収されやすく、熱の20%が空気を温め、熱の80%が人の体を温めるために使用されます。
そのため、とても効率よく体を温めることができます。
また、ドライサウナに比べると、設定温度も80℃前後と低温になるため、長時間利用しても息苦しさを感じにくいという特徴があります。

 

女性におすすめ!「湿式サウナ」

女性の方や、サウナが初めての方にお勧めなのが「湿式サウナ」です。
「湿式サウナ」には、ミストサウナスチームサウナが含まれます。
名前の通り、湿度はほぼ100%であり、温度が40-60℃程度のサウナの中でも比較的低温に設定されています。
温度自体は低めですが、湿度がドライサウナに比べて高いため、実際には設定温度以上に熱く感じるかもしれません。

ドライサウナのカラっとした空気が苦手だという人は、湿式サウナを利用するのをお勧めします。
湿度が高いため呼吸がしやすく、サウナを苦しいと感じていた人は、快適にサウナを楽しめると思います。

ミストサウナスチームサウナの違いは?

ミストサウナとスチームサウナは良く似ていますが、物質の状態の違いが大きなポイントです。
ミストは「液体」なのに対し、スチームは「気体」です。
ミストサウナは霧状の温水が上から降ってくるイメージですが、スチームサウナは足元から水蒸気が出て上に上がっていくイメージです。

ミストサウナの方が、スチームサウナに比べて体の温まり方が緩やかであるという特徴もあります。

どちらも肌への美容効果も高く、またリラックス効果を得られるというメリットもあります。スチームサウナは、より粒子が小さいので肌へ浸透しやすくなっています。

また、女性の方でサウナを利用する時に気になるのが髪へのダメージですよね。

ドライサウナではサウナハットを使う方も多いと思いますが、湿式サウナは湿度が高いため、髪が痛みにくくダメージを抑えることができます。

 

美容に最適「塩サウナ」

「塩サウナ」は、温泉施設などでたまに見かけることがあると思います。
「塩サウナ」は低温で湿度が高いことが多く、特に女性に人気です。
湿度が高いため、ミストサウナをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。

塩サウナの最大のメリットは、塩を体に塗って汗をかくことで浸透圧により、さらに汗をかきやすくなるからです。そのため、新陳代謝が上がり、古い角質や皮脂が排出されて、お肌がすべすべになります。美容効果も高いので、サウナの入門として試してみても良いと思います。

 ≪おすすめの「塩サウナ」の入り方

  • 塩サウナに入る前は、しっかり湯船につかって体を温めましょう
  • サウナに入って塩を手に取っても、まだ塗らずに我慢←この我慢が重要です!
  • 汗が出てきたら体に塩を塗りたくります。肌を傷つけないように、優しくゆっくりなじませていきます。
  • 肌に塗った塩が溶けてきたら、サウナから出てシャワーを浴びましょう
  • 肌がすべすべになっていれば、新しい皮脂ができた証拠です

正しい方法で塩サウナを利用することで、効果を最大限に実感できます。
是非、この方法を1度試してみてください!

 

これぞ本場のサウナ「フィンランド式サウナ」

フィンランドはサウナの聖地であり、サウナを愛する「サウナー」の憧れの地です。
「フィンランド式サウナ」の大きな特徴は、サウナストーンと呼ばれる大きな石がサウナストーブの上に乗っていることです。

温度は80℃前後湿度は15%程度なので、乾式サウナと湿式サウナの中間に位置します。
そのため、ドライサウナは暑すぎるけどミストサウナは物足りないという方にお勧めです。

もう1つ大きな特徴としてフィンランド式サウナでは、「ロウリュ」を楽しむことができます。

 「ロウリュ」って一体なに?

「ロウリュ」はサウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を発生させることです。
発生した水蒸気が高温になってサウナ中に広がることで、湿度が一気に上がります

そのため、体感温度がぐっと上がり一気に汗が出てきます。ドライサウナと違い、湿度があるため温度が上がっても息苦しさを感じにくく、気持ち良い汗をかくことができます。

施設によって、時間が決まっていて自動で行う「オートロウリュ」を導入しているところや、セルフロウリュができるところもあります。

 ⚠「セルフロウリュ」の注意点

「セルフロウリュ」はサウナ好きにはたまらない最高の設備です。
「セルフロウリュ」は自分の好きな湿度まで上げることができるため、より自分好みのサウナに仕上げることができます。しかし、1人で利用する場合以外は周りのお客さんに配慮する必要があります。

人によって温度の感じ方は違うため、自分はまだ大丈夫と思っても他の人はしんどいなと感じるかもしれません。

そのため、サウナストーンに水をかける際は何杯もかけまくるのではなく、周りの方に声をかけながら調整することを心掛けましょう。

 

友達や恋人と一緒に楽しめる「テントサウナ」

「テントサウナ」の魅力は男女問わず一緒にサウナを楽しむことができるところです。
さらに上記で説明したセルフロウリュを、周りを気にせずに楽しめるメリットがあります。
プライベート空間でサウナを楽しむことができるため、何も考えない「無」の時間を最高に楽しむことができます。

また、テントサウナは移動可能なので、どこでも設置ができるという利点もあります。
最近では、森の中川の近くで楽しめるテントサウナが増えています。

テントサウナで存分に汗をかいた後、天然の水風呂に入って、自然の中で外気浴をする、想像しただけでも堪らないですよね。

 

水風呂より気持ちいい「アイスサウナ」

「アイスサウナ」は水風呂と同じように、サウナから出た後に体を冷やす役割を果たします。
サウナを苦手な人の中には、水風呂が嫌いだからという人もいるでしょう。
「アイスサウナ」なら水風呂に入らずともゆっくり体を冷やしてくれます
そのため、サウナ初心者にもお勧めの体の冷やし方と言えます。

そんな「アイスサウナ」ですが、日本にあるのは数店舗のみです。その中でも、一押しの「アイスサウナ」をご紹介します。

「サウナー」なら知らない人はいない!「アイスサウナ」を楽しむならここ!
ウェルビー栄HP:https://www.wellbe.co.jp/sauna/lapland/

それは、名古屋にある男性専用サウナウェルビー栄店です。
ここの「アイスサウナ」は、サウナの本場であるラップランドの環境を再現しており、なんと最低室温は-25℃!!
さらに水風呂の温度はなんと約3℃!
一般的な水風呂の温度が16-18℃のところが多いと考えると信じられない冷たさです。
想像するだけでもゾクっとします。

サウナ初心者の方はもちろん、サウナーでもこの冷たさは耐えられる人は少ないのではないでしょか。
ただ、本場のサウナの環境を疑似体験できる最高の施設です。
是非、1度は訪れてほしいサウナです。

 

フィンランドの伝統的な「スモークサウナ」

「スモークサウナ」は薪ストーブ釜を使って、で室内を温めます。
室内が温まったら煙を外に出して、サウナを楽しみます。
一見、簡単そうに聞こえますが、実際にサウナをするまでの準備に7時間もかかります。

準備の過程としては、

サウナストーンを乗せたストーブ釜にを入れ、サウナストーンと室内を温めます
室内に煙突がないため、煙は外に出ません。その煙で室内を温めます。
・薪が燃え切ったら小窓から煙を外に逃がします。
・煙が少なくなってきたら入ることができ、サウナを楽しめます。

「スモークサウナ」は薪をくべて何時間も石を温める作業を行うため、火の取り扱いが非常に大事になってきます。そのため、本場フィンランドでも、知識と技術をもった熟練の方が行っています。

また、スモークサウナは入るタイミングによって室内の温度が変化するため、高温が好きな人は早めに入室し、
少し時間をあけるとやや低温のサウナを楽しむことができます。
タイミングによって温度が変化するのは「スモークサウナ」の特徴といえます。

日本初のスモークサウナ!
https://withnews.jp/article/f0180824006qq000000000000000W09h10101qq000017915A

平成30年に長野県小海町フィンランドヴィレッジ日本初の「スモークサウナ」が誕生しました。
フィンランドのムーラメサウナ博物館にあった地中サウナをほぼ忠実に再現しており、サウナの歴史を感じられる最高の場所であると言えます。
最近では、蔵を利用したスモークサウナも少しずつ増えてきています。

普通のサウナとは全く違う、スモークサウナを是非1度体験してみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。
サウナにはこんなにも種類が沢山あって、特徴も異なっていることを理解してもらえたでしょうか。

サウナ初心者からサウナーまで、まだ未体験のサウナがあれば是非、
現地に足を運んでご自身で体験してもらいたいなと思います。
そうすることで、自分にとって最適のサウナをきっと見つけられます。

サウナが皆さんの「しあわせ」に繋がりますように!

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