
ウッドデッキを設置したいと考えているけれど、何から始めれば良いか悩んでいませんか?
ウッドデッキは、庭にアウトドアリビングスペースを作り出してくれますが、快適に使うためには設置時にいくつかの注意点があります。
この記事では、事前準備から素材選び、メンテナンス、目隠し対策、費用の見積もり、そしてDIYでの設置方法までプロの視点から詳しく解説します。
誰でも安心してウッドデッキを設置できるよう、分かりやすく丁寧に説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ウッドデッキ設置の事前準備

ウッドデッキを設置する前には、施工後に後悔しないよう事前にしっかりと準備をしておきましょう。
この章では、初心者の方にもわかりやすいように、使い方・広さの決定から予算の設定まで丁寧に説明します。
ウッドデッキ設置の事前準備
・使い方・広さを決める
・おおよその予算を決めておく
使い方・広さを決める
まず、ウッドデッキを設置する前に、どのように使うかを考え、その用途に応じたおおよその広さを考えておきましょう。
使い方を明確にしておくことで、スペースを無駄をなく利用して設置できます。
また、適切な広さを設定することで、後からの修正や追加工事を防げます。
広さを決める目安は、以下のように考えると決めやすいです。
家族や友人との食事やバーベキュー
・使い方:テーブルや椅子を置いて、家族や友人と食事やバーベキューを楽しむ
・必要な広さ:最低でも4〜6人分のスペース(約10〜15㎡)
子供の遊び場
・使い方:子供が遊ぶためのスペースとして利用
・必要な広さ:広めのスペース(約15〜20㎡)で、安全性を考慮する
ガーデニング
・使い方:植物を育てるためのスペースとして利用
・必要な広さ:棚や鉢植え・プランターを置ける場所(約5〜10㎡)
このように、具体的な使い方を想定しそれに応じた広さを決めることで、用途に合った快適な空間を作り出せます。
おおよその予算を決めておく
ウッドデッキの設置前に、おおよその予算を決めておきましょう。
そうすることで、工事を計画的に進め無駄な出費が防げます。
ウッドデッキの予算の目安(樹脂製)
・小規模デッキ:20〜50万円 2〜3人が快適に過ごせる広さ
・中規模デッキ:50〜100万円 4〜6人が快適に過ごせる広さ
・大規模デッキ:100万円以上 7人以上が快適に過ごせる広さ
また、予算には忘れずに施工費も考えておきましょう。
・DIY:材料費のみで済むため、コストを抑えられるが技術と時間が必要。材料費と合わせて、工具などの道具をそろえる必要がある
・業者に依頼:プロの技術で安心して任せられるが、施工費がかかる
このように、おおよその予算を決めておくことで、無駄な出費を防ぎ計画的にウッドデッキを設置できます。
ウッドデッキ設置の注意点

後悔しないようにウッドデッキを設置する為には、いくつかの重要な注意点があります。
ウッドデッキ設置の注意点
・メンテナンスを考えて素材を選ぶ
・初期費用とランニングコストを考える
・目隠し対策をする
・デッキ下の湿気対策も
以下で詳しく解説していきます。
メンテナンスを考えて素材を選ぶ
ウッドデッキの素材選びは、メンテナンスの手間を考えて決めましょう。
素材によってメンテナンスの頻度や方法が異なるため、予算や自分のライフスタイルに合った素材を選ぶことで長く快適に使えます。
定期的な掃除 | 防腐剤・塗料の定期的な塗布 | 湿気・シロアリ対策 | 初期費用 | ランニングコスト | |
天然木 | 必要 | 必要 | 必要 | 人工木より安価 | 必要 |
樹脂・人工木 | 必要 | 不要 | 不要 | 天然木より高額 | はぼ不要 |
具体的には、以下のポイントを考慮して素材を選びましょう。
・見た目の好み::自然な風合いを好むなら天然木、モダンな外観を好むなら樹脂木・人工木
・メンテナンスの手間::手間をかけたくないなら樹脂木・人工木、見た目の美しさを優先するなら天然木
・費用:初期費用とメンテナンス費用のバランスを考慮して選ぶ
自分のライフスタイルや好み。・予算に合った素材を選んで、長く快適にウッドデッキを楽しんでください。
初期費用とランニングコストを考える
ウッドデッキの設置前には、初期費用とランニングコストの両方を考えておきましょう。
初期費用だけでなく、長期的にかかる費用も見積もっておくことで、無理のない範囲で理想のウッドデッキが作れます。
初期費用
・天然木: 1㎡あたり約5,000〜10,000円
・樹脂木・人工木:1㎡あたり約10,000〜20,000円
・ウッドデッキの施工費:約10万円〜
・木製フェンス: 1メートルあたり約5,000円〜15,000円
・樹脂製パネル: 1枚あたり約3,000円〜10,000円
ランニングコスト
メンテナンス費用
・天然木:年に1〜2回の防腐剤や塗料の塗り直し、年間約1万円〜3万円
・樹脂木・人工木:定期的な掃除のみ、特別なメンテナンスは不要
修繕費用
・天然木: 腐食やひび割れの修繕費用
・樹脂木・人工木:破損部分の修理費用
・清掃費用:掃除道具や洗剤など
初期費用とランニングコストの両方をしっかりと見積もることで、予算オーバーを防ぎ、長く快適にウッドデッキで楽しめます。
目隠し対策をする
ウッドデッキ設置時には、プライバシーを確保するための目隠し対策が必要な場合があります。
それは、隣家が近い場合や道路に面している場合は、安心して利用するために、外からの視線を遮る必要があるからです。
プライバシーが確保されていないと、ウッドデッキを快適に使えなくなってしまうこともあるので、計画段階で目隠し対策も考えておきます。
ウッドデッキの目隠し対策
・フェンスを設置
・植栽で目隠し
・パーゴラやシェードを利用
※ただし、必要以上に目隠し対策してしまうと、日当たりが悪くなったり、圧迫感が出てしまったりする場合があるので、バランスを考えて設置しましょう。
必要に応じて目隠し対策をすることで、プライバシーを守って、安心してウッドデッキを利用できます。
デッキ下の湿気対策も
ウッドデッキ設置時には、デッキ下の対策も忘れずに行います。
デッキ下は湿気がこもりやすく、雑草が繁茂しやすい場所です。
適切な対策をすることで、デッキの耐久性を高め、メンテナンスの手間を減らせます。
デッキ下の湿気対策
・通気を確保するため、風が通るスペースを確保する
・水はけを良くする・水勾配を付ける
デッキの足元に収納ボックスや倉庫などを置いて、風の通りを阻害しないようにしましょう。
デッキ下の雑草対策
・防草シートを敷く
・砂利やウッドチップを敷く
デッキ下は意外と雑草が生えてきます。
デッキ下の除草は、かなり面倒な作業なので、あらかじめ対策しておくことで後々のメンテナンスの手間が減らせます。
デッキ下の対策をしっかり行うことで、ウッドデッキを長持ちさせ、快適に利用できる環境を整えられます。
よくあるトラブルとその対策方法

ここでは、ウッドデッキ設置後のよくあるトラブルとその解決策を紹介します。
木材の反りやひび割れの対策方法
天然木のデッキ材で作った場合、木材の反りやひび割れを起こす事がありますが、適切なメンテナンスと予防策で解決できます。
対策方法
・防腐剤の定期的な塗布::木材の乾燥と湿気を調整しひび割れや反りを防ぐために、年に1〜2回防腐剤を塗布する
・ウッドデッキ用の塗料の使用:防腐防虫効果のある屋外用の塗料を使用する
シロアリや害虫の被害の対策方法
天然木のウッドデッキには、シロアリや害虫の被害を受ける場合があり、防ぐには防虫対策をしっかりと行いましょう。
対策方法
・木材に防虫剤を塗布
・デッキ下や木材の隙間など、害虫が入り込みやすい場所を定期的に点検
・基礎の周り・デッキ上面の定期的な掃除
・デッキ下の風通しを良くしておく
雪や日差しなど気象条件の対策方法
ウッドデッキが積雪や強い日差しにさらされ続けると、素材の劣化が早まります。
雪や強い日差しなどの気象条件からウッドデッキを守るためには、以下のような対策を行いましょう。
対策方法
・日除けの設置:樹木を植えたりパーゴラやシェードを設置したりして、強い日差しから木材を保護する
・防雪シートの使用:冬季には防雪シートをデッキにかぶせて雪の積もりを防ぐ
・防水塗料の塗布:デッキ表面に防水塗料を塗布し、雨や雪の侵入を防ぎます。
・積雪をしたら、できるだけ早く雪かきを行う
雪かきがすぐにできない場合は、積雪する前にデッキの上にブルーシートを敷いておくのも有効です。
ウッドデッキはDIYできる?
DIYでウッドデッキを設置することでコストを抑えられますが、適切な準備や作業をしないと、安全性や耐久性に問題が生じる場合があります。
初心者でも安全に作業を進めるためには、計画的な準備と適切な手順が必要です。
DIYできるが注意が必要
ウッドデッキはDIYで設置できますが、いくつかの重要な注意点があります。
DIYでウッドデッキを設置することで、費用を抑えることができ、自分のペースで作業を進められます。
しかし、適切な準備や注意を怠ると、完成後に安全性や耐久性の問題が生じる場合があります。
正確な計測と設計が必要
計測
設置する場所を正確に計測し、必要な広さを確認します。
メジャーなどを使って、設置場所の幅や奥行き、障害物の有無を詳細に測定しましょう。
設計図の作成
設計図を描くことで、必要な材料や道具、工程を明確にします。
設計図には、デッキの大きさ、使用する木材の種類、ネジや金具の配置なども詳細に記載しておくと材料をそろえる時に便利です。
必要な工具の準備も必要
基本的な工具
・ドリル・インパクト
・ノコギリ・電動のこぎり
・レベル
・メジャー
・水平器
・スコップ・レーキ等
これらの工具は、ウッドデッキの組み立てに不可欠です。
また、工具の使い方に不安がある場合は、事前に使い方をあらかじめ学んでおきましょう。
YouTubeや専門書を参考にすると良いです。
安全に作業を行うための対策も必要
作業中の安全を確保するために、保護メガネや手袋を着用します。
特に、木材を切断する際や電動工具を使用する際には必須です。
適切な材料の選定も必要
適切な木材選び
天然木や人工木など、耐久性とメンテナンス性を考慮して適切な木材を選びます。
防腐処理が施された木材を選ぶと、耐久性が向上します。
必要な量を確保
設計図に基づき、必要な量の木材やネジ、金具を事前に購入しておきます。
ウッドデッキをDIYで設置する際には、これらのポイントを守ることで、安全で耐久性のあるウッドデッキを自分で作り上げることができます。
ウッドデッキをDIYする5ステップ
ウッドデッキをDIYする5ステップは、以下の通りです。
①計画と設計
②材料と工具の準備
③整地・デッキ基礎の準備
④フレームの組み立て
⑤床板の取り付
特に、デッキ基礎や取り付けは慎重に行いましょう。
基礎が不安定になったり、取り付けが不十分だったりすると、デッキの耐久性や安全性に問題が生じる可能性があります。
DIYならユニット式が簡単
ウッドデッキをDIYで設置するなら、ユニット式を選ぶのが簡単でおすすめです。
ウッドデッキを位置から設置するのは、かなりハードルが高いです。
それに引き換え、ユニット式ウッドデッキは、あらかじめパネルや部品が組み立てられており、組み立てが簡単で時間も短縮できます。
初心者にとっては、設計や寸法の取り方、工具の使い方などがシンプルになるため、失敗するリスクが少なくなります。
ユニット式ウッドデッキのメリット
・組み立てが簡単
・時間と労力の節約
・初心者に適した選択
ウッドデッキをDIYで設置するなら、ユニット式を選ぶのが簡単でおすすめです。
組み立てが簡単で、時間と労力の節約ができ、初心者でも安心して作業を進められます。
まとめ

ウッドデッキは、事前の準備や注意点をしっかりと理解することで、快適で長持ちするデッキが作れます。
ウッドデッキ設置の注意点
・メンテナンスを考えて素材を選ぶ:天然木や人工木など、メンテナンスの手間を考慮して素材を選ぶ
・目隠し対策をする:フェンスや植栽などでプライバシーを確保する
・初期費用とランニングコストを考える:初期費用と長期的なメンテナンス費用を見積もり、計画的に設置する
・デッキ下の対策も考える:防草シートや砂利を敷き、通気を確保して湿気や雑草を防ぐ
これらのポイントをしっかりと押さえ、計画的に準備・施工することで、理想のウッドデッキを実現できます。
快適なウッドデッキライフを楽しんでください。