「物置を置きたいけれど、どれを選べばいいの?」と迷っていませんか?
庭や外部スペースを有効に使いたいと思う一方で、サイズや設置場所、デザインなど、選ぶべきポイントが多すぎて困ってしまいますよね。
そこで、この記事では物置選びの重要なポイントを丁寧に解説します。
物置選びで失敗しないためのコツを紹介しているので、きっと自分にぴったりの物置が見つかるはずです。
エクステリア物置を選ぶときの5つのポイント
この章では、エクステリアで物置を選ぶポイント5つについて解説します。
エクステリア物置を選ぶときの5つのポイント
Point1:収納するものの種類と量を把握する Point2:設置場所のスペースと寸法で確認する Point3:扉の形状とデザインで選ぶ Point4:物置への動線を考える Point5:コストパフォーマンスを考える |
以下で、詳しく見ていきましょう。
Point1:収納するものの種類と量を把握する
エクステリア物置を選ぶ際には、まず「何を、どれだけ収納したいか」を明確にしましょう。
まずどんなものを収納したいかを決めることで、あなたのライフスタイルにぴったりの物置を選べ、後々の使い勝手にも大きく影響します。
物置は、ただ大きければ良いというわけではありません。
収納するものの種類や量に応じたサイズを選ばなければ、必要なものが入りきらなかったり、逆に無駄に大きな物置を購入してしまいスペースを無駄にしてしまう可能性があります。
また、ガーデニングツールや自転車、季節のアイテムなどを収納する場合、それぞれのサイズや形状に合わせた物置が必要です。
以下のように具体的に考えてみましょう。
・ガーデニングツール:長いシャベルやホースを収納するなら、奥行きと高さが必要
・自転車:扉の幅が十分であること、かつ取り出しやすいスペースがあるか確認
・季節のアイテム(スキー板やプール用品):取り出しやすい配置が可能な物置が便利
収納するものの種類と量を事前にしっかり把握することは、エクステリア物置を選ぶ際の第一歩です。
Point2:設置場所のスペースと寸法で確認する
エクステリアで物置を設置する際には、設置場所のスペースと寸法を事前に確認することも重要です。
これを事前にチェックすることで、物置が無理なく設置でき、使い勝手も良くなります。
物置は、ただ適当な場所に設置すれば良いというものではありません。
設置場所のスペースが十分でないと、物置が収まらないだけでなく、周囲の動線にも影響を与え、結果として使いにくいものになってしまいます。
以下のポイントをチェックしてみましょう。
確認する項目 | 確認内容 |
設置場所の広さ | 物置の幅、奥行き、高さが設置場所に収まるかどうかを確認 |
設置後の空間 | 物を出し入れする際の扉のスペース |
周囲の動線 | 生活動線に支障がないかを確認 |
傾斜や地面の状態 | 設置場所が平坦で、地面が固くしっかりしていることを確認 |
設置場所のスペースと寸法を事前に確認することで、望み通りの倉庫を設置でき、その後の日常生活が便利になります。
Point3:扉の形状とデザインで選ぶ
エクステリアでの物置を選ぶ際には、扉の形状とデザインにも注目することが大切で、特に扉は物置の使いやすさや見た目に大きく影響するため、慎重に選びましょう。
扉の形状やデザインは、物置の使い勝手を大きく左右します。
たとえば、使いにくい扉の物置を選んでしまうと毎日の開閉がストレスになり、物を出し入れするたびに不便さを感じることになります。
また、デザインも自宅の外観に合わないと、せっかくの家や庭の雰囲気を損なうでしょう。
物置の扉は主に以下の2つがあります。
・両開き(観音開き)
⇒ 両側の扉を開けることで、大きな荷物の出し入れがしやすいが、扉を開けるために、前方に十分なスペースが必要。
・引き戸(2枚引き戸・3枚引き戸)
⇒ 扉を横にスライドさせるため、開閉時に前方のスペースを必要としないので狭い場所でも利用しやすい。
扉の形状とデザインは、物置を選ぶ際に重要なポイントです。
実用性と見た目のバランスを考えて、あなたのライフスタイルや家の外観にぴったりの物置を見つけましょう。
Point4:物置への動線を考える
エクステリアで物置を選ぶ際には、物置への動線をしっかり考えて設置場所を決めましょう。
動線を意識することで、物置の使い勝手が格段に良くなり、日々の生活がよりスムーズになります。
動線が悪いと、物を出し入れするたびに不便を感じ、場合によっては物置自体の利用頻度が下がってしまうこともあります。
特に、大きな荷物や重い物を運ぶ際には、動線が直線的で障害物が少ない方が安全かつ便利です。
物置への動線を考える際に、以下のポイントに注意しましょう。
・動線の確保:物置への道が直線的であることが理想
・地面の状態:物をもって運びやすい様に通路が確保されている
・アクセスのしやすさ:物置が家から近すぎず、遠すぎない位置にある
また、車や自転車からの荷物の積み下ろしがしやすいように、「駐車スペース⇒物置⇒家」への動線も意識しましょう。
日常の利便性を高めるためにも、動線を意識して物置の設置場所を選びましょう。
Point5:コストパフォーマンスを考える
エクステリアで物置を選ぶ際には、無理のない範囲で必要な機能や品質を備えた物置を選ぶために、コストパフォーマンスも大切です。
物置は一度購入すると長く使うものです。
そのため、価格だけで選んでしまうと、後々後悔することがあります。
逆に、高すぎる物を選んでも、予算をオーバーしてしまい、他の必要な部分に費用をかけられなくなるかもしれません。
予算とコストパフォーマンスをチェックする際には、以下のポイントを考慮しましょう。
・予算の設定:自分がどのくらいの予算を物置に使えるかを明確にする
・長期的な視点で考える:少し高くても、耐久性が高く丈夫な物置を選ぶ
・必要な機能をチェック(棚・パネル):必要な機能や付属品を選ぶ
コストパフォーマンスを意識して物置を選ぶことで、無理なく、かつ満足度の高い買い物ができます。
これにより、長く愛用できる物置を選べます。
エクステリアで物置を設置するのに適した場所は?
エクステリアで物置を長く安全に使うためには、いくつかの注意点があります。
物置は屋外に設置されるため、設置場所の環境が物置の耐久性や使い勝手に大きく影響します。
物置をおくのに適した場所
・平坦で安定した地面:倉庫がしっかりと安定し、傾かないようにするため ・風通しが良い場所:湿気がこもりにくく、カビやサビを防ぐため ・排水性の良い場所:雨水がスムーズに流れ、浸水のリスクを避けるため ・家や使用場所からアクセスしやすい場所:物の出し入れが便利で、日常の使い勝手が良くなるため |
物置を置かない方が良い場所
・湿気が多い場所:カビやサビの原因になるため ・排水性が悪い場所:雨水が溜まり、浸水や基礎の腐食を招く可能性があるため ・傾斜地や地盤が不安定な場所:倉庫が傾いたり、倒壊するリスクがあるため ・隣家や道路に近すぎる場所:近隣トラブルや安全面で問題が発生する可能性があるため。 ・雨水・汚水ますの上:点検できなくなるため ・給湯器や室外機の前:給湯器や室外機のとダブルにつながる |
これらをしっかり確認しておくことで、物置を安全で快適に使用できます。
エクステリアで物置設置するときのよくある質問
この章では、エクステリアで物置を設置する際に疑問に思う、よくある質問を紹介します。
物置選びの参考にして下さい。
物置のサイズでおすすめはどのくらいの大きさ?
物置のサイズを選ぶ際は、まず収納するものの種類と量に基づいて、少し余裕を持った大きさを選びましょう。
将来的な収納量の増加も考慮しておくと、長く快適に使える物置を選べます。
物置のサイズ選びの参考として、以下のポイントを考慮しましょう。
・収納するものの種類と量:ガーデニングツールや自転車、季節ごとのアウトドア用品などを収納する場合、それらの大きさや形状に合ったサイズを選びましょう。
・将来的な拡張性:将来的に購入予定の大きなアイテムや、新しい趣味の道具などを収納する可能性がある場合を考えましょう。
・場所のスペース:設置する場所のスペースが限られている場合は、その範囲内でできるだけ大きなサイズを選びつつ、使いやすさも考慮しましょう。
物置のサイズを選ぶ際には、今の収納ニーズに加えて、将来的な使い道も見据えて少し大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。
物置を置いてはいけない場所はありますか?
物置を設置する際には、いくつか避けるべき場所があります。
物置を設置する際に避けるべき場所の例
場所 | 避けるべき理由 |
湿気が多い場所 | 木々や建物の影になって常に湿気がこもる場所や、水が溜まりやすい低地は避けましょう。湿気は物置の内部にダメージを与え、保管している物品が劣化する原因になります。 |
地盤が不安定な場所 | 傾斜地や地盤が緩い場所に物置を設置すると、物置が徐々に傾いたり、最悪の場合は倒壊するリスクがあります。平坦で安定した地面に設置するのが安全です。 |
日当たりが悪すぎる場所 | 日光が全く当たらない場所は、内部が湿気で満たされやすく、カビや劣化の原因になります。適度に日光が当たる場所を選びましょう。 |
近隣との境界線ぎりぎりの場所 | 物置を境界線ぎりぎりに設置すると、トラブルの原因になることがあります。設置する際は、適切な距離を保つことが重要です。 |
設置場所を選ぶ際には、湿気や地盤の状態、日当たり、近隣との距離に気をつけて選びましょう。
物置に入れない方がいいものはどんな物ですか?
物置には、入れない方がいいものがあります。
物置は屋外に設置されるため、温度や湿度の変化が激しくなりがちで、通気性や防犯性の観点からも、保管するのを避けた方が良いものがあります。
物置に入れない方がいいも
書類、写真、衣類 | 湿気や温度変化に弱いものは物置に保管しない方が良いです。これらは、カビが生えたり、紙が劣化する恐れがあります。 |
パソコン、カメラ、その他の電子機器 | 高価な電子機器は、湿度や温度変化に弱く、また防犯上も物置に保管するのはリスクがあります。できるだけ室内で保管しましょう。 |
食品 | 温度や湿度の影響を受けやすく、物置での保管は適していません。特に、ネズミや虫の侵入を防ぐことも難しいため、食品は室内で保管しましょう。 |
ガソリン、プロパンガス、花火 | 可燃性のあるものや、化学薬品などの危険物は、温度変化や火気の近くに置くと非常に危険です。これらは専用の保管場所に保管する必要があります。 |
物置には、湿気に弱いもの、高価な電子機器、食品、そして可燃物や危険物は入れない方が良いです。
まとめ
この記事では、エクステリア物置の選び方と設置に関する重要なポイントを解説しました。
エクステリア物置を選ぶときの5つのポイント
Point1:収納するものの種類と量を把握する Point2:設置場所のスペースと寸法で確認する Point3:扉の形状とデザインで選ぶPoint4:物置への動線を考える Point5:コストパフォーマンスを考える |
物置を設置する際の注意点
・平坦で安定した場所に設置する ・風通しの良い場所を選ぶ ・排水性が良い場所を選ぶ ・家からアクセスしやすい場所を選ぶ |
これらのポイントを押さえて、あなたの家にぴったりのエクステリア物置を選び、快適で便利な収納スペースを作ってください。