「滋賀県で紅葉狩りができるスポットを知りたい」
「紅葉を見に行きたいけど、オススメのスポットってある?」
紅葉を見に行きたいと思っても、どこに行けば良いのかわからないという方は多くいます。実際、様々な場所で紅葉をアピールしているので、迷ってしまいますよね。
滋賀県にはたくさんの紅葉スポットがありますが、どこを選ぶのかは悩ましいポイントです。特に、紅葉は季節やタイミングに左右されるため、見頃を逃すと楽しめない可能性もあります。
そこで今回は、「滋賀県で紅葉を満喫できるオススメスポット」を地元民の視点から紹介します。行く前に知っておきたい「スポットの選び方」や「紅葉を楽しむポイント」も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
滋賀県で紅葉を楽しめるオススメスポット5選
ではさっそく、滋賀県で紅葉狩りをするならオススメのスポットを10ヶ所紹介します。ぜひ参考にしてください。
【高島市】メタセコイア並木
高島市にあるメタセコイア並木は、滋賀県で最も有名な紅葉のスポットです。「新・日本街路樹百景」「日本紅葉の名所100選」にも選ばれています。
並木道マキノピックランドからマキノ高原へのアプローチ道として、全長約2.4kmにわたって紅葉を楽しめます。徒歩でゆっくり楽しむのはもちろん、車で走るだけでも楽しめるでしょう。
ただし、路上駐車は推奨されていないので、マキノピックランドの駐車場を利用するようにしてください。
見所の期間 | 11月下旬~12月上旬 |
紅葉の種類 | メタセコイア |
入場料 | 無料 |
入場時間 | 制限なし |
所在地 | 〒520-1834滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野 |
【大津市】比叡山延暦寺 / 日吉大社 旧竹林院
比叡山延暦寺は。京都の文化財として世界遺産に登録されている天台宗の総本山です。所在地は大津市なので、アクセスするなら大津市からの方が整備されてます。また、比叡山の麓にある坂本には、日吉大社と旧竹林院もあるため、紅葉狩りをハシゴできる点も魅力です。
延暦寺の境内全域や比叡山ドライブウェイには、紅葉が約2,000本植えられているため、圧巻の紅葉を楽しめます。
国宝の根本中堂は2027年まで改宗中なものの、堂内の拝観は可能です。歴史的なスポットを満喫しながら紅葉狩りをしたい方は、ぜひ行ってみましょう。
見所のタイミングも平地と比べて早いため、別のスポットとスケジュールを合わせやすい点も魅力です。
見所の期間 | 10月下旬~11月中旬 |
紅葉の種類 | ヤマモミジ、ノムラモミジ |
入場料 | 大人:1,000円中学生:600円小学生:300円 |
入場時間 | 9:00~16:00 |
所在地 | 〒520-0116滋賀県大津市坂本本町4220 |
また、比叡山延暦寺の麓である坂本には、日吉大社があります。日吉大社も文字で有名で、全国3,800社の日吉・日枝・山王神社の総本宮です。13万坪の自然豊かな境内に、国宝2棟・重要文化財17棟の社殿を中心に、40社もの社殿が点在しています。
紅葉の数は圧巻の3,000本。真っ赤に染まる社殿の形式は圧巻です。例年、11月上旬からライトアップも実施されているため、夜の紅葉を見たい方は、ぜひ行ってみましょう。
見所の期間 | 11月中旬~12月上旬 |
紅葉の種類 | カエデ、カツラ |
入場料 | 大人:500円中学生:300円小学生以下:無料 |
入場時間 | 9:00~16:30 |
所在地 | 〒520-0113滋賀県大津市坂本5-1-1 |
さらに日吉大社から歩いてすぐの場所にある、旧竹林院もオススメです。日吉大社の近くにある里坊として多くの人が訪れています。主屋の1階と2階では、備え付けられた机に紅葉が美しく映り込み、その幻想的な逆さ紅葉は必見です。
また、邸内には3,300平方メートルの庭園が広がっており、地形を巧みに利用したその様子は、名勝庭園としても有名です。
秋には紅葉はもちろん、青々とした苔と紅葉とのコントラストも楽しめるため、近くに行った際はぜひ立ち寄ってみることをオススメします。
見所の期間 | 11月中旬~12月上旬 |
紅葉の種類 | モミジ |
入場料 | 大人:330円小学生:160円 |
入場時間 | 9:00~16:30 月曜(祝日の場合は翌日)休園※11月は休まず営業 |
所在地 | 〒520-0013滋賀県大津市坂本5-2-13 |
【大津市】石山寺
石山寺は、東寺真言宗の大本山で、紫式部が源氏物語を執筆したとしても有名な寺院です。数々の国宝や重要文化財を所有し、多くの観光客で賑わっています。
合計2,000本にもなるモミジやカエデが色づく様は圧巻で、ライトアップ期間中は幻想的な光景を楽しめます。昼は色鮮やかな紅葉、夜はロマンチックな空間と、時間帯によって受ける印象が全く異なるでしょう。
特に夜のライトアップは訪れる人も少ないので、穴場スポットとしてオススメです。
見所の期間 | 11月中旬~12月上旬 |
紅葉の種類 | モミジ、カエデ |
入場料 | 大人:600円中学生:600円小学生:250円 |
入場時間 | 8:00~16:30 |
所在地 | 〒520-0861滋賀県大津市石山寺1-1-1 |
【大津市】びわ湖バレイ
びわ湖バレイは、標高1,108mの打見山から1,174mの蓬莱山にかけての尾根に広がる一帯です。びわ湖を一望できるびわ湖テラスをはじめ、様々なアトラクションやレストランが備わったレジャースポットでもあります。
特に注目したいのがロープウェイで、紅葉した山をゆっくりと上っていく中で見られる景色は雄大です。絵画の中に迷い込んだかのような感覚になるでしょう。さらに、運が良ければ雲海に出会えることも。
例年10月中旬頃から見頃になるため、平地よりも少し早めのスケジュールを立てておきましょう。
見所の期間 | 10月下旬~11月中旬 |
紅葉の種類 | モミジ、ブナ、ナラ、ミズナラなど |
入場料 | 大人:3,500円小学生:1,500円幼児:1,000円ペット:500円※ロープウェイ往復料金 |
入場時間 | 4月~10月 / 9:00~17:0011月 / 9:30~16:30 |
所在地 | 〒520-0514滋賀県大津市木戸1547-1 |
【東近江市】大本山永源寺
大本山永源寺は、約650年前に開山された寺院です。紅葉の里として地元に親しまれています。秋の紅葉が非常に美しく、毎年11月上旬から下旬にかけて、カエデやヤマモミジを中心とした鮮やかな赤に染め上げられます。
例年ライトアップも実施されているので、夜の紅葉を見たい場合は、タイミングを合わせて行くのも良いでしょう。
見所の期間 | 11月中旬~11月下旬 |
紅葉の種類 | カエデ、イロハモミジ |
入場料 | 大人:500円中学生以下:無料 |
入場時間 | 9:00~16:00(11月上旬~下旬のみ8:00~17:00) |
所在地 | 〒527-0212滋賀県東近江市永源寺高野町41 |
初心者でも安心!紅葉を鑑賞するスポットの選び方
紅葉狩りをする際に悩むのが、「どこのスポットに行こうかな?」というものです。何カ所も回ると疲れますし、できるならじっくりと1日かけて楽しみたいものですよね。
スポット選びで迷った方は、以下の3つを意識してみましょう。
- 移動手段とアクセス方法を確認する
- 見所のタイミングを確認する
- イベントが実施されているかを確認する
移動手段とアクセス方法を確認する
紅葉狩りを楽しむためには、まず事前に移動手段とアクセス方法をしっかりと確認しましょう。駐車場の有無や公共交通機関の便利さによっては、快適に紅葉狩りを楽しめない場合があるからです。
特に滋賀県は車社会なので、現地までの足をどうするかは重要になってきます。
例えば、メタセコイア並木のような人気のスポットは、紅葉シーズンには交通量が増加し、駐車場が満車になります。イベント開催と重なれば、停める場所がないなんてことも。
そのため、紅葉を見に行く際は事前に駐車場の情報を調べておいたり、利用できる公共交通機関を調べたりといった計画を立てておきましょう。
見所のタイミングを確認する
紅葉の見頃は、場所や品種によって異なります。早すぎると緑が多く、遅すぎると葉が落ちてしまうため、最適な時期に行くように調整しなければいけません。全国の紅葉カレンダーではなく、各スポットのホームページやSNSを活用して情報を集めましょう。
例えば、比叡山延暦寺は標高が高いため、平地よりも早く紅葉が見頃を迎えます。平地と同じ感覚で行くと、もう散っていたなんてこともあり得ます。
見所のタイミングを逃さないためにも、各スポットの紅葉の見頃時期を事前に調べておき、計画を立てておきましょう。
イベントが実施されているかを確認する
紅葉シーズンには、多くのスポットでイベントが開催されています。露店が多いイベントなら、食べ歩きながら、紅葉を楽しめるでしょう。他にも、夜間限定でライトアップイベントなどもあります。
イベント開催日は決まっているケースが多いため、事前にイベント情報を調べて、計画に組み込んでみるのも良いでしょう。
滋賀県で紅葉をより楽しむための3つのポイント
紅葉は見るだけでも楽しいのですが、より楽しむためには意識したいポイントがあります。特に以下の3つは重要です。
- 時間帯にこだわる
- 天候に合わせた服装で行く
- 写真を撮るならアングルにこだわる
時間帯にこだわる
紅葉狩りを楽しむなら、行く時間帯にもこだわりましょう。時間帯によって、紅葉の見え方が大きく変わるからです。
例えば、朝方は太陽の光が葉っぱに当たり、キラキラと輝いて見えます。夕方は、日が陰り、落ち着いた雰囲気の中で紅葉を楽しめるでしょう。夜なら、ライトアップされているスポットでは、幻想的な紅葉を見て回れます。
時間帯によって見える姿が変わるのも、紅葉ならではの特徴です。最大限に楽しむなら、ぜひ時間帯にもこだわってみましょう。
天候に合わせた服装で行く
紅葉狩りを楽しむためには、天候に合わせた服装を選ぶことも大切です。秋の天気は変わりやすいため、天候によっては快適に過ごせず、紅葉を心から楽しめなくなってしまいます。
特に比叡山は平地と比べて気温差があるため、寒いと感じる可能性があります。体温調整をしやすい服装を着用し、快適な服装で紅葉を楽しみましょう。
写真を撮るならアングルにこだわる
紅葉狩りの醍醐味として、一緒にいった人との写真撮影もあります。SNS映えする写真を撮りたいという方もいるでしょう。そのような場合は、アングルにこだわるのも重要です。
同じ場所でも、撮影する角度によって全く違った印象の写真になります。例えば、紅葉の葉っぱのアップを撮ったり、紅葉した木々全体を背景に写真を撮ったりと、様々なアングルを試してみましょう。
逆光を利用して、紅葉の葉っぱを輝かせたり、水面に映る紅葉を撮影したりする方法もあります。夜間のライトアップを利用して幻想的な姿を写すのもオススメです。
アングル1つで写真から受ける印象は大きく変わるため、紅葉狩りに行く際はぜひアングルにもこだわって、思い出として残していきましょう。
滋賀県で紅葉を見るならタイミングを合わせて出かけよう!
紅葉シーズンに滋賀県を訪れるなら、今回ご紹介したスポットは外せません。 どの場所もそれぞれの魅力があり、秋の風景を最大限に楽しめます。特に今年は大河ドラマの効果もあって、石山寺は必見です。
紅葉を見られるスポットの近くにはお店もたくさんあるので、美味しい料理に舌鼓を打ちながら、紅葉を楽しんでくださいね。