程度の差はあっても、誰にとっても不安や緊張がある新卒入社。日本中央住販に新卒入社した社員たちはどんな基準で就職活動をして入社を決め、会社で成長してきたのでしょうか。
今回は、所属部署の異なる3名にグループインタビューを実施。就活中の方からよくいただく質問に、それぞれの目線でお答えしていきます。
【写真右】竹葉 海翔(2020年4月入社・桧家住宅登美ヶ丘展示場 アドバイザー)
家づくりにまつわる仕事がしたいと奈良県内の大学で建築学を専攻。地域に根付いた会社でお客様に深く関わる働き方を希望していたため、就職活動はハウスメーカーの営業職に絞って選考を受けていた。1日職場体験で受けた印象と、企業理念が自身の価値観に一致していたことから日本中央住販へ入社。
【写真中央】三浦 崇道(2021年4月入社・品質管理部 現場管理)
生まれ育った奈良とものづくりが好きだったことから、職業を通じて奈良に貢献したいと建築業界を志す。父が業者として日本中央住販で水道設備を担っている事もあり、入社を決めた。大学時代は歴史学を専攻。
【写真左】奥田 明里(2021年4月入社・クレバリーホーム橿原店 販売管理部設計課)
幼い頃から家づくりやインテリア、内装デザインに関心をもち、大学でも住宅やインテリアについて学んできた。人生の大きな買い物であり、長い時間を過ごす住宅の設計を通じて生活を支えたい思いでハウスメーカーを志望。
各部署の新卒入社3名の入社時
竹葉さんは入社3年目、三浦さんと奥田さんは2年目。所属部署は別々の3名ですが、業務で関わることはあるのでしょうか。
他のメンバーも含めて、現在入社2年目・3年目の社員は全員部署が別なので、業務で直接関わることは多くありません。でも、同期の間で定期的に連絡を取って近況報告をしたり、2年目の皆さんの研修時に私が同行したことがあったりと、交流はあります。
1組のお客様に対して、みんなが関わっていくというつながりはあります。アドバイザーの方がご契約をいただいて、私たちの部署で描いた図面を元に家を建て、品質管理部の方々がチェックしてお引き渡しをするという流れなので。
そうなんですね!
皆さん新卒入社ですが、入社前はどんな気持ちで過ごしていましたか。
私は不安でした。大学が建築関係ではなかったので本当に0からのスタートですが、現場に出れば”監督”と呼ばれます。たくさん関わることになる職人さん達も硬派な方が多い印象なので、うまく関係がつくれるかも心配でした。
私は3月中旬までは学生生活を満喫していました。3月後半になって仕事用のバッグを購入し始めると実感がわいてきて、少しずつ緊張が高まっていきました。業界ならではの用語などもあるので入社前に学ぶのもいいですが、学生時代にしかできないことをしっかり味わっておく方が大切だったなと思うので、良い過ごし方でした。
喜びも失敗も経験しながら挑戦し、成長してきた1年間
入社後は、皆さん最初の1か月は共通で本社での研修。その後各部署に配属となってパートナーの先輩と共に1年間のOJTを行う流れですね。
入社後は会社に慣れつつ覚えなければならないことが多いのでご苦労もあると思いますが、初めて達成できたと感じたのはどんなことですか。
最初に設定していただいた目標「図面をCADで1時間以内に仕上げる」を達成したことですね。配属されて最初の目標で、これをクリアしなければ次のステップへ進めなかったので必死でした。当初は2時間半くらいかかっていたのが、徐々に操作のコツを掴み、3週間ほどでできるようになりました。
「これをお客様にお出ししよう」と言ってもらえて嬉しかったです。
私は、来場したお客様に初めて次回のお約束をいただいたことですね。営業職としての大きなゴールはご契約ですが、そこに至るまでに必要な小さなステップを設定していただき、クリアしていきました。
OJTリーダーの先輩が同席してくださっての目標達成でしたが、知識面では不十分でも、展示場内をご案内しながらお客様との関係づくりを心掛けて接客し続けた結果だったので嬉しかったです。接客を担当し始めてから1か月ほどのことでした。
達成感があったものだと、お引き渡し前に行う施主検査を1人で担当できるようになったときですね。入社から1年ほど経ってのことです。お客様と一緒に検査しながら、構造などの説明もするので様々な知識が必要になります。上司の施主検査に立ち会ったり、社内検査時に質問をしたりして知識を自分のものにしてきたので、一通りできるようになったことに感動を覚えました。
逆に、1年目につまずいた経験はありましたか。
私はあるお客様から、マナー面でご指摘をいただいたことがありました。営業担当の先輩が別のお客様対応をしていたので私がモデルルームのご案内をすることになったのですが、気遣いが十分でなく、対応面で不満が残ったというお声をいただきました。
再来場してくださる際どんな顔してご挨拶すればいいのか不安でしたが、マナーを見直し、先輩方にもサポートいただいたので最後にはご満足いただけました。
私も、あるお客様に「売り込まれている感が強い」と思わせてしまった経験がありました。営業職なのでご契約は大切ですが、ご縁をいただくための仕事であるので、営業パーソンとして、そして人として、好感をもっていただけるようになれるよう努めています。
私の場合お客様との関わりより、職人さんなど現場の方と接することの方が多いです。自分の印象が悪いせいで責任のないお客様の家の施工に問題があってはいけないので、お名前を覚え、丁寧に関わることを心がけています。そのおかげもあってか、皆さんに可愛がっていただけています。
先輩社員が伴走し、「しあわせ」を追求し提供できる社員へと成長を遂げていく
日本中央住販では新卒社員へのOJTパートナー制度で先輩社員からのサポートを十分に受けられる体制を整えています。先輩方との関わりで嬉しかったことはありますか。
私は、直属の上司の「三浦くんが来てくれたから、できることの幅が広がった」という言葉です。以前は新築住宅を中心に見ていたところ、メインテナンスまで手が回るようになったと言ってくださっています。
三浦さんの話と似ていますが、店長から「奥田さんがいてくれて助かった」と言っていただいたのは嬉しかったです。できないことばかりの1年目でしたが、できることを増やそうと心がけてきたのが報われた思いがしました。
私は、初めてのご契約をいただいたときのことが忘れられません。店長は握手を、OJT担当の先輩はハイタッチで一緒に喜んでくれました。直接目にすることはありませんでしたが、先輩と店長が私の教育について時間をとって相談してくださっていたのはひしひしと感じていたので、お客様とご縁をいただけたことで2人への恩返しにもなっていたらうれしいです。
先輩社員の伴走もあって入社から2年目・3年目を迎えられた皆さんから、最後にメッセージをお願いします。
始めの1年間で吸収できたことは少なくはないと感じますが、まだまだ身に付けなければならないことは多くあります。引き続き社内でのコミュニケーションを大切に、今後も成長していくことが個人としての目標です。不安を抱えての入社でしたが、上司が丁寧に優しく指導してくれましたし、質問も受けてくれる環境なので入社してよかったと思っています。肩ひじ張らずにご入社ください!
今回の3名は担当業務がばらばらですが、OJTパートナー制度ではどの部署でも先輩方が時に優しく、時に厳しくその人に寄り添った指導をしてくれます。奈良県内で地元に密着した会社で働きたい、お客様と密に関われる仕事がしたいという方はぜひ。入社前に建築を学んできたかどうかは問いません。学生から社会人にステップを踏んで成長できる会社だと思うので、お会いできたらうれしいです。
いろいろなことに挑戦できるのが弊社の良さ。不動産・住宅事業の他レストラン経営をしていたり、SDGsに向けて会社全体で医療支援や環境問題に取り組んだりもしています。関心をもってくださった方、ぜひ日本中央住販で一緒に成長しましょう。